top of page
IMG_6970.JPG
bazaar
IMG_6970.JPG

ついに私は、そこに足を踏み入れた・・・

噂に聞いていた、招かれた人だけが辿り着ける場所に来たのだ。

 

森に囲まれたその土地は、夏なのにどこか涼やかな風が吹き

入り口には、赤、黄、オレンジ、青、緑などのカラフルな旗が風にはためき

来客への歓迎ムードを醸し出していた。

 

森の奥からは、和やかな女性たちの楽し気な声が聞こえてくる。

少し歩くとそこには東屋があり、純白のマリア像が私を迎えてくれた。

マリア像の周辺は、色とりどりの風船や花で飾り付けられ、

なんとも独創的で清らかな印象がした。

 

女性たちがマリア像の前で祈っている姿が見えた。

なんだか・・・祈っている姿とは美しいものだな・・・

私は、なんとなく自分もそうしたほうが良い気がして、マリア像に手を合わせてみた。

敬虔な気持ちが呼び覚まされたのか、いくばくか清浄な気持ちになったように思えた。

 

ふと東屋の窓の外を覗くと、細くうねった小道の先に、何か動くものが見えた。

その動くものに惹きつけられ歩みを進めていく。

道のわきを樹木が囲み、野趣あふれる小道をゆっくりと歩いていくと・・・

「メェーーーーッ」「メエーーーー!」

鳴き声がする方へさらに歩みを進めていく。

柵の中には2匹の羊が。

 

羊たちは私を見つけると近づいてきて、何かをせがむように私を見た。

餌がほしいのか?「羊の餌やりタイム」と書かれたプレートがあり、

餌をやる催しがあるようだった。

餌をやってみたい気もしたが、ひとまず一周してからにしよう。

 

周囲を見渡すと、小道の奥に教会らしき建物が見える。

遠目に見ても、見たことがないような不思議な建物だ。

 

それにしても・・・・こんなに緑のあふれる場所に来たのはいつぶりだろうか・・・

ずっと仕事ばかりしてたからなぁ・・・

ふと深呼吸をしてみる。

「スーッ・・・」

空気がおいしい。

清らかな空気を吸いこみ、落ち着いた気持ちになったところで、周囲を見回してみた。

ここは日本なのか?海外なのか?

森の中にいて羊が鳴いている。なんとものどかだ・・・

そして見たことがない建物があるこの地は、

どこの国なのかわからないワンダーランドに迷いこんだような気持ちになる。

 

羊小屋の横には、カフェのしつらえがあり、エプロンをした女性が声をかけてきた

「ふくろうのご神水で創られた珈琲はいかがですか?」

「あ、はい・・・」

ここは教会のバザーだと聞いていた私は、実は内心警戒していたのだ。

大勢の信者に取り囲まれて勧誘されやしないのか?

何か高いものを売りつけられやしないか?と。

 

しかしそんな心配は杞憂だった。

周囲には、どこにでもいそうな素朴な女性たちが、

ニコニコと和やかに作業に従事している。

警戒とは程遠い、なんだろう?この心地よさは・・・・

 

相手にかまいすぎるわけでもなく、かといって放置するわけでもない。

この、ちょうどよい距離感で接してくる対応・・・

皆がそこはかとなく余裕があるような、ゆったりした雰囲気を醸し出し、

こちらも思わず気持ちがゆるっとしてしまう。

 

あ!そうだ!思い出した!今日の目的は水だった!

ご神水珈琲も飲みたかったのだが、

今日の私の最大の目的である、ふくろうの木のご神水とやらを味見せねば!

 

なぜ、私がその水に興味を持ったかというと、病気の母に飲ませたかったのだ。

母はステージ4の癌で、昨年に大手術をしたところだった。

一時は命が危うかったほどに衰弱していたところから、今は容体が少し落ち着いている。

しかし、まだ病気は治ってはいないのだ・・・

 

このご神水を噂に聞いた私は、食い入るように水の体験談を読んだ。

そこには、大人から子供まで、この水の恩恵に預かることができた人たちの感謝の言葉が綴られていた。

 

体験談のページに書かれていた水の由来を読むと、

どうやらこの水は「フクロウが住む木の下に、井戸を掘るように」

との聖母マリアからのお告げがあって掘られた水らしい。

 

聖母マリアといえば、万病が治癒すると言われているルルドの泉が有名だ。

ルルドには、医師に見放された多くの病人や怪我人が、

救いを求めて訪れるという話がある。

 

もしかしたら、母の病気も、このふくろうの木のご神水で治るかもしれない。

ぜひ、母に飲ませてやりたい。

今、私にできることがあるなら出来る限りをしてあげたい。

そんな気持ちで遠路はるばるこの森へ来たのだ。

 

ふくろうの木のご神水の旗があるところに到着した。

「どうぞ。今日はご神水飲み放題ですよ(^^)」

40代ぐらいの女性が水をコップに入れて手渡してくれた。

 

私はご神水を少しばかり口に含んでみる。

「甘い・・・」

甘くてトロリとしている。

次はゴクゴク飲んでみた。

ヒヤッとした水が喉を心地よく通っていく

甘くてトロンとしているのにスーッと体に染み渡る・・・

なんだか体がゆるむ感覚になるような気がする・・・

 

今まで飲んできたどこの水とも違う、独得の味ととろみ。

水質検査もしっかりしていると聞いていたので、これなら母に飲ませることができる。

持ち帰り用に頂いて帰ろう。

「汲んでおきますので、のちほど取りに来てくださいね(^^)」

女性がにこやかに言ってくれたので、安心して教会のある場所へと歩いて行った。

 

教会の前のテントでは、おいしそうなフードが販売されていた。

おそらく手作りであろう食べ物が、いい匂いで私の食欲を刺激する。

私は無条件カレーパンともっちーという創作料理を注文した。

 

カレーを先に食べると味がぼける気がしたので

もっちーから頂くこととしよう。

カリツ、トロ~・・

「うまっ!」初めて食べる食感だ!

上にかかっているめんたいソースが絶妙だ。

外はカリッとして、中はトロ~・・・

餅を揚げたら固くなるはずなのに・・・

この触感は?いったいどうやって作っているのだろう・・・?

 

そしてカレーパンをほおばる。

サクッ!じゅわ~~~っ。

「うんま!!」

「なんだこれ!?めちゃめちゃおいしいんだけど!」

思わず頬がほころぶ。

これが噂の無条件料理というやつか・・・・

パンともっちーだけなのに、とても満たされて、お腹も心もいっぱいになった。

 

私はその後も、いるだけで癒やされてしまう不思議な教会で展示物を見物し、

いくつかの催しを楽しんで教会を後にした。

 

プルルルルル

スマホが鳴った

母からだ。

「うん、大丈夫。今から帰る。それより不思議な水を見つけたんだ。

ふくろうの木のご神水っていってね。母さんが飲んだらきっと病気が良くなると思う!」

 

「まぁ。遠いのにわざわざありがとね。

お母さん、あなたのその気持ちが嬉しいわ・・・

神様のお水、ありがたく飲ませて頂くわね・・・」

 

私は病気の母に少しでも、してあげられることがあることが嬉しかった。

母の未来に一筋の希望を見せてあげられた気がして・・・

 

来る時は警戒していた気持ちが今はすっかり一転して、

不思議と晴れやかな気持ちだった。

ふくろうの木のご神水を早く母に飲ませたい。

私はアクセルを踏み、車のスピードをあげて走り出した・・・

 

 

この神秘の森の教会は、山梨県八ヶ岳に実在します。

ここまでこのストーリーを読み終えたあなたは、この神秘の森の教会に招かれている一人です。

 

不安定な社会情勢に、将来の不安を感じてしんどくなっていませんか?

決して優しくはない社会の風潮に、心が疲れてストレスを溜めてしまっていませんか?

 

そんなあなたならきっと、この神秘の森を訪れ、キレイな空気を胸いっぱい吸い込み、

ふくろうの木のご神水で創られた、おいしい珈琲で一服すれば、

日頃溜めこんできたの疲れや心配事は、いつの間にか癒されていくでしょう。

 

厳しい社会や組織の中でしっかり規律を守り、

忍耐と責任感でがんばり続けてきたあなた。

ちょっと休みたいなって思っていませんか?

この森へ来て、羊とたわむれてゆっくり休めば、

気づいたら心がゆるんで、気持ちが安定していくことでしょう。

 

ストーリーの主人公のように、

ご家族に何かしてあげたいと思っている献身的なあなたにも、

ふくろうの木のご神水は与えらえていますよ。

神からの恵みを受け取り、家族を助けてあげてくださいね。

 

常にワクワクすることを探求している、エネルギッシュで活動的なあなたも

ここへ来れば、多くの人たちと出会い交流することができ、

ダイナミックな1日になるでしょう。

 

クリエイティブで芸術的なあなたも、神と共同創造されたこの地に来ることで、

あなたが持つ創造性と探求心は刺激され、冒険心をくすぐるレアな1日となるでしょう。

 

どんなあなたでも大丈夫です。

あなたにお会いできることを、楽しみにしています。

 

父と子と精霊の無条件の愛のマリアトリニティシステム

 

Maria Trinity

■教会への行き方のご案内■

 

神秘の森の教会への行き方は、まずはお申込みフォームからお申込みください。

自動返信にて、もより駅や道順についてをお知らせしております。

※登録無料※

 

 

※無条件カレーパンは、数に限りがあり、売り切れる場合がございます。

このフォームから予約の方に限り、人数分を確保しておりますのでご安心ください。

(来場者人数をフォームに入力ください)

 

※申し込みと入場は無料です。

 

その他、各ブースの価格は各ブースの表示を参考にしてください。

価格事例(一部)

・かみくじ100円~

・ご神水ドリンク400円~

・占いクイック2,000円~

など

 

※フォームからの来場者には、お楽しみプレゼントがございます。

入場されましたら、受付にてプレゼントをお受け取りください。

■ふくろうの木のご神水について知りたい場合■

 

ふくろうの木のご神水の体験談を読みたい方はこちらをご参照ください。

bottom of page